2016_02
23
(Tue)22:03

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』

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本日観てきました。
ゆめカード(ゆめタウンっていうショッピングモールのカード)提示で200円OFFでした。
ありがたい。
平日の午後のせいか、
はたまた映画のテーマのせいか、
年配の方(男女ともに)ばかりでした。
私がいちばん若かった。

予告を観た感じでだいたいのストーリーは察しました。
ラストがどんなふうになるかも予想通りだったけれども、
それでもやっぱり観たいと思ってしまうのだな。
安定のハートウォーム感。
ニューヨークまで行ったらほんとうにこの老夫婦に会えそうなのは
主役のおふたりの演技の円熟っぷりのおかげなのだろう。
唸るほどにナチュラル。
いいよなあ、モーガン・フリーマン。
『ショーシャンクの空に』が大好きでDVDを何度も何度も観た(20年くらい前)。
久しぶりに借りてみようかと思って長男に一緒に観ない?と誘ったらイマイチ気のない返事。
あの名作を見ずして大人になる気だろうか。

本編では現在の夫婦と若かりし日の夫婦が変わりばんこで登場します。
40年住んだアパートを売りに出すにあたり、いろんな思い出を回想していく。
若夫婦の場面、すごく好きだったな。
若くて愛し合っているというだけでロマンチックでとても素敵。最強。
ふたりの出会いの場面で、
裸婦画のモデルのバイトに来たルース(のちの妻)が画家のアレックス(のちの夫)に、
どうして美人の友人ではなくて自分をモデルにしたのか問うのだけど、
アレックスの「君はリアルだ」という言葉にはっとした。
リアル、か。
リアル、だ。
感情に表情に生きるさまに温度や肉感がある。
よく笑う。
よく泣く。
求めるべきは、そう、リアルなんだ。
そういう意味でのリアルな女性って男性にとって魅力的なんじゃないかとふと思ったのでした。

先日ヒルナンデス!を観てたら街を歩いている奥様に「ご主人はどんな方ですか?」と声をかけて、
最後は家まで押しかけてご主人に会いに行っちゃうコーナーをやってたんだけど、
とっても優しそうなご主人で、
40代の素敵なご夫婦がお互いに「愛してます」と言っているのを見て、
何かちょっと泣けるのと同時に、
自分はああいう関係を築けなかったというか、
あそこからは離れてしまったんだなあという気持ちになって、
私はどうして愛されなかったんだろうとぼんやりと思いました。
あはは、なのにまたこんな映画観ちゃった。


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ニューヨークというのは住む人に愛されている街なんだね。
本編中やエンドロールに流れる街の雰囲気がとてもよいです。


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2016_02
21
(Sun)21:17

変わらない好き

『マーガレット・ハウエル』で検索してここに来てくださる方が時々います。
記事の数は少ないし、
お店で今季のものを購入するということがここ数年めっきりないので、
見ていただいても楽しんでいただけるかどうか疑問ですが、
ハウエル好きはさかのぼること15年くらいになります。
その頃おしゃれな友人が『LEE』という雑誌を愛読しており、真似て読み始めました。
今もある雑誌だけれど、
当時の私には大人っぽくありながら可愛らしく小粋なコーデがたくさんの、
憧れのつまった雑誌でした。
でね、マーガレット・ハウエルの服がよく載っていたんです。
紺のダッフルコートなんてめちゃくちゃ可愛い!!
15まんえんくらいするわけですよ。
とても手が出なくて3分の1の値段の他ブランドのものを必死に探したりしたものでした。


服そのものもですがブランドのスタイルノート(要は商品カタログ)の雰囲気が好きで、
時々取り出しては見返しています。

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たしかリネンシャツかなにかが入っていた箱ふたつにぎっしり入っています。



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およそ15年ぶん(もちろん全部あるわけではない)。
お店で買い物をするともらえたり、
お得意さまにはシーズンごとに郵送してくれるのだけど、
どちらもすっかり遠ざかっている私はオークションやフリマアプリで入手したりしています。
もとは無料のものなんだろうけどね、お金を払っても全然惜しくない。
売ってくれる人がいるというだけでありがたい。
手元に持っていたい。
それくらい好き。


でね、写真左上の茶色のスクラップブックなんですが、
『LEE』の中のハウエルのコーデをね、

こんな感じで、

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大事に大事に切って貼ってあるの。
なーんてマメなんだー、以前の私って(笑)。
そうなの、好きなのは切り抜いてスケジュールノートとか日記とかに貼り付ける人だった。
何度もおなじページをめくって、そのお値段にため息をついて、憧れて。
左ページのピンタックシャツは購入することができて、昨夏久しぶりに着ました。
黒タグなので15年選手ですがまだ着れそう。
離婚する前の数年はシーズンごとにお店で元夫と自分のぶん、
ぞんぶんに買えていた黄金時代がありましたが、
その頃に戻りたいという気持ちにはふしぎとならない。
そりゃあ、金額を気にせず最新のものを買えればうれしいけど、
今の自分の生活の中で楽しめるだけの数があればいいと思うし、
何より好きと思う気持ちがあるってことが大事なのかも。
ハウエルの服ほど好きって思えるものってないの。
うっとりする。


いちばん新しいものを先日手に入れました。

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心ひかれたのが色鮮やかなワンピース。

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ブライトレッド、って書いてある。
赤というより朱色のような、濃いオレンジ色のように見える。
大好きなハウエルのリネン。
これはちょっと欲しいかも(笑)。


これまではなかったので新たに「マーガレット・ハウエル」のカテゴリを追加しました。
目新しいものはないかとは思いますが、興味のある方が見てくれたらうれしいです。


2016_02
17
(Wed)17:43

『キャロル』


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『キャロル』を観てきた。
ニノの映画を観に行った時に予告を見て面白そうと思ってた。
今日行こうとスケジュールノートにまで書きこんでいたけど、
このへんの映画館ではやっていなくて天神まで出なくちゃいけない。
せっかくのレディースデイだけどめんどくさい…。
やめようかな…。
でもネットでレビューがよかったのでやっぱり行ってきました。

小さめのシアタールームだったけどさすがの女性デイ、満員!
鑑賞後のトイレで「途中で寝そうだった~」なんて言ってるご婦人もいらっしゃいましたが、
私は行ってよかったですよ。
どんな映画でも思うところは必ずあります。
なんというか、余計なものの奥にある気持ちが浮かび上がる感じがする。

50年代のアメリカが舞台です。
黒人の使用人が出てきたり、男の人の主張が女性に対してなんかえらそー。
季節は冬でどこか寒々しく、夜のシーンも多い。
そんな中クラシカルなファッションがおしゃれで可愛らしかったな。
テレーズのヘアスタイルや帽子、カメラなんかがいちいち可愛くて真似したくなるけど、
気持ちはキャロルの方により感情移入してしまう。
子どもへの愛、友愛、夫への情、性差を越える愛まで。
赤が印象的でした。
セーターの赤、コートの赤、口紅の赤、情熱の赤。



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誰でも人は人を愛したいんだと思った。
悲しいほどに強く深く。







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