ばっさりやってやりましたぜ

昨日髪を切ってきました。
切った髪はヘアドネーションすることに決めていたので、いつも行くサロンの美容師さんに前もってお願いしていました。
ヘアドネーションとは小児がんををはじめとする頭皮の悩みをもつ子ども達のために
切った髪を寄付すること。
どこかで目にしていつか自分にもできることがあるかもしれないと思っていました。

10年以上も長い髪だった私。
パーマをかけることもなく、ここ何年も前髪さえ短くすることなく、ワンレングスのロングヘアをいつもひっつめ髪。
それでもフラも長い髪も好きだったから自慢でした。
だからいざ短くしたいと思ってもやってみたいスタイルが思い浮かばない。
でね、いろいろ見た末に好きだなと思うのが断然ショートヘアで。
高校時代には当時突然ショートヘアにしたナンノ(南野陽子さん)を真似た髪型にしたり、
短大時代の友人の間では今でもロッタはいつだってショートヘアのイメージ、
20年ほど前にもジーン・セバーグばりの超ショートスタイルで職場の人を驚かせたこともありました。
伸ばしてみるけど、結局いつもロングヘアに飽きてばっさりショートヘアにしたくなっちゃう。
パーマのセミロングでワンクッション、とかないんだね。
今回もそのパターン(笑)。

で、サロンに持っていったのは、

「宮沢りえちゃんみたいにしてください♡」

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この画像ね、プリントアウトしてね、大事に持っていきました。
他にもいろんな画像が候補にあって、最後にアン・ハサウェイかりえちゃんかになったのだけど、
このりえちゃんのさり気なくアシンメトリーなスタイルがキュートすぎて決めました。
結果からいうと大成功だったの。
顔以外は(笑)このスタイルに限りなく近くなりました。


ドネーションするためにはまず髪を何束かに分けてゴムで結びます。

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この後ゴム上1センチくらいをジョキジョキ切っていくのだけど、
耳のそばでハサミの音がするなんていうのも何年ぶりかってくらい。
もっと覚悟が要るかと思ってたけどそうでもなかったなー。


切った髪はこうなった。

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ドネーションするには31センチ以上の長さが条件なのですが、長いところだと50センチ以上ありました。


私はこうなった。

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切った後いつものようにヘナカラーもしてもらいました。
いやね、もう、頭も気持ちも軽い軽い。
シャンプーなんて洗ってる手応えがなさすぎてひとりお風呂場で「ええ~、なんか~、ひょえ~」とか言って。
美容師さんにはショートヘアがよく似合ってる、
ショートのほうが女っぷりがあがるね、
いいなあ、私もショートにしたーい、
なんてほめちぎってもらってご満悦のロッタなのでした。
首元の開いた服やぶら下がるピアスや柔らかなワンピースや、そんなのを着てみたくなっています。
そして真剣に恋人を探そうと思います(ホントかよ)。
そんな気になるほどスペースが空いた感、あるね。
髪には「神」だとか「マナ」だとかが宿るというのはよく言われることだけれど、
私が髪を長くしていた間の思いもたしかにそうなんだと思う。
フラに恋していた気持ち、離婚して悲しかった気持ち、誰かを好きだと思ったり、自分を責めたりしていたのもぜんぶぜんぶ。

しばらくはこの大変身にびっくりしてくれる人たちの反応や感想を見て聞いて楽しめそう。
大好きな秋が始まります。


アラフォーって悩ましいんだね

先日フラ友さんが、最後に立ったステージのDVDを持ってきてくれたのでさっそく観てみた。
あんなに手放せないと思っていたフラ。
ハラウをやめてしまったら何となく熱が冷めてしまったので(見るのは好きだけど自身が踊ることに対して)、
静かな心で客観的に観たつもりだったのだけど、
やっぱり、ああ、ここ腰がうまく振れてない、
動きの流れが途中止まってしまってる、
笑顔が足りない…などなどついついダメ出しの悪い癖が。
そしてハッとする。
もうフラでこんなふうに自分を頑張らせる必要なくなったんだ、と。

今日ショッピングセンターに行ったらばったりお友達と会った。
近くに住んでいるし、以前いっしょに地区の役員をしたこともある人だけど久しぶりにお話しした。
いくつになったの?と聞かれたので歳を答えたら、
その人は私より五つほど年上だけど、
「わたしはそのくらいの歳から家にずっといると気持ちが沈んだりして、これじゃいけないと思ってお仕事はじめたんよね~」
としょっぱなから何だかちょっとタイムリーな話題展開。
そうなのだ。
先日どこかの掲示板でも「40代、やる気がでない」なんてトピが立っていたっけ。
離婚してから、とくにこの一年くらいは気分障害かと思うほどに気持ちが落ち込んだりすることが多くなった。
いろんなことがめんどうでますます家事嫌いになったし、
人と会えば楽しく過ごすのだけど夜になってお風呂で考え事しながら涙したことも何度もある。
どうやら年齢的なものが大きいのかもしれない。
プチ更年期みたいなものなのかな。
これから始まるホルモンだとか何だとかの体の変化の前に、
心の変化があらわれるそんな年代なのかもしれない。
自分には何ができるのかなってすごく真剣に考えるポイントなのかも。
考えるんだけど、老い始めというか若さを失っていくことで自分の価値をまったく信じられなくなる。

フラをやめたくなったのもひょっとしたらやる気が出ない悩めるアラフォー病なの?(笑)
めんどくさくなってフラを放り投げ、
フラとともにあった長い髪を今度は放り投げようとしてる。
10年伸ばしていたのでどんな髪型にしたいかわからなくなってたけど、
したいスタイルが見つかったので明日カットに行ってこようと思います。
今夜で最後かと思うとちょっぴりおセンチになって長男に記念に撮ってもらった。


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なげー(笑)。
何年もヘナ染め、ナチュラルな(合成成分でない)もので3日に一度のシャンプーのみ、整髪料とは無縁のヘアライフ、
髪も元気になってよく伸びたし艶をほめられることもあった。
湯シャンをすすめてたある人も言っていたけど、余分なものが取り払われた髪って髪のいい匂いがする。
思ってるのは自分だけかもしんないけど。

ばっさばっさと脱ぎ捨てていっていったいどこに向かう気なのか。
捨てたことでできるスペースに思いもよらない新しいものが入ってきたらうれしいなといつも少しの期待を持って。

ティピーテントをつくる

「ティピーテント」って知っていますか?
もともとはネイティブアメリカンの移動式住居で、
小洒落た感じにアレンジされたものがインテリア雑誌などに載っているのを見たことがあるかも。

こういうのね。

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小さくペット用にしたものをペットグッズのネットショップで目にして、
あら、可愛いと思ったけれどなかなかのお値段。
そしたら先日簡単にハンドメイドできることがわかって早速つくってみることにしました。

「ペット」「ティピーテント」で検索すると作り方や既製品などたくさんヒットします。
けして難しい作業はなく、中でも自分が作れそうなデザインのものを選びました。
私はこれと、とあるネットショップのものを参考にいいとこ取り。

生地は先日IKEAに行った時に会員限定価格になっていたこれ。
ニャンコ柄、かわいい。
メートル約1000円くらいで120センチ購入。

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私のすごいところはぜんぶ手縫いだってことなの(笑)。
ミシンだともっと楽にあっという間にできちゃうと思うのだけど、
初秋の涼しい時間にのんびりと仕上げました。


完成。

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もっと縦長のほうがティピーっぽいです。
縦横のバランスをあまり考えなかったので普通のテント感。


よりくつろいでもらおうと思ってクッションもつくりました。

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ひもを付けて棒に通して、

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入れるとこんな感じ。

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いいねえ。
猫になりたい。
子どものころ押し入れに布団を敷いて寝たりしていました。
狭いところって落ち着くね。

細ストライプの生地もひもも手持ちのもの、木の棒と麻ひも、クッションの綿は買い足しましたが、
それでも3000円弱でできあがりました。


さっそく主役の2ニャンズに入ってもらいました。

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一応ゴロンとしてくれたけどすぐに出ておりました(泣)。
クッションができあがるまでの間テントだけ設置していたけど、
出たり入ったりしてかくれんぼしたり、棒のてっぺんまでよじ登ったり、
どうやら犬小屋のワンコみたいに中でじっとお昼寝みたいなことにはならなさそう。
まあね、それはそれで…。


最近の麻と麦、とっても仲良し。
私も子ども達も毎日のように「かわいいね~、かわいいね~」と言って過ごしています。

麻はやっぱり洗面器がお気に入り。

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麻を大好きな麦が無理やり体をねじ込ませるので、麻だけでも狭い洗面器は飽和状態。
でも器用に体を絡ませあってお月さまみたいにまあんまる。
愛おしいね。



フラとするめクラブな夜。

このあいだね、フラの教室をやめたんです。
ずっともっとうまくなりたいと思い続けていたので、
ステップアップするために上級のクラスに移ることを考えていました。
8月にちょっとした発表会みたいなものがあったので、それを区切りにしようと。
でもなかなかふんぎりがつかなくていろいろと考えあぐねていたら、
めんどくさくなっちゃってね(笑)。

10年です。
長いあいだずっとフラが優先順位いちばんでした。
飽きなかったし、やればやるほど奥深くて魅力があった。
楽しかったけど、うまく踊れない自分に劣等感ばかりだったな。
だからおのずと素敵に踊る人たちをうらやむ環境だった。ずっと。
もっと辛かったのは今一緒にやっている人たちに物足りなさを感じていたこと。
フラの上手下手で仲間を見てしまっている自分。
そんな薄情な気持ちでいるくらいならとっとと上級クラスに行って揉まれやがればいいものを、
結局は飛び出すことなしにやめてしまうわけだから、
怖がってるだけじゃん、カッコわる、
あーあ、またがんばらないんだー、
って自分にがっかりしたり責めたり、
でももうぜーんぶひっくるめてしゃらくせぇぇぇっ、ってなった。

私の中でフラをやめるってことはありえないことだったけれど、
とりあえず今回はめんどくさい気持ちから離れてみた。
フラはやりたくなればいつでも始められるしね。
おやすみするくらいの気持ちで。
空いた隙間には新しい何かが吹き込んでくるという期待も持ちつつ。
今の自分のままでちっとも恥ずかしくない、
出来損ないと思っているのは自分だけで、
今ある自分で楽しんでいればいいと思えればいいのにね。
それはフラも、大きく言えば私の生活すべてに言えること。
かんたんにできれば世話はない。
たぶん、一生かかる旅だね。

てなことがあったので、ぼちぼちほかに楽しいことでも見つけていこうと思った矢先、
雑誌CREAの「するめ基金」のトークイベントに当たったので熊本まで昨日行ってきました。
村上春樹さん、都築響一さん、吉本由美さんというお三方のトーク、
中でも春樹ファンの私には村上さんの朗読会が見れるというのはなんとも魅力的。
これを逃すともしかしたらナマ春樹に会えるチャンスはないかも!と思い申し込んだところ、
抽選にもすんなり当選し、よしよし風向き良好。


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お三方のサイン。
味があって素敵。


都築さんという方を存じ上げてなかったのですが、お話、とっても面白かった。
変なモノを追い求めて日本中を駆け回っているとのこと、
昨夜は九州にある変なモノたちをスライドで見せてくれました。
飯塚市にあるかかしの24時間野球とか、北九州小倉のヤンキー色強しな成人式とか、
ディープでシュールなお写真の数々もさることながら、
都築さんのトークがとても面白くてよかったです。
来月福岡で展覧会をされるみたいなので行ってみようと思います。→僕的九州遺産

さてお目当ての村上さん。
朗読してくださったのはご自身の短編小説2話。
初期のころの作品で読んだことなかったものだと思う。
私って村上さんを繊細でちょっと神経質でもっとずっとシャイな方だと思っていたんだと思う。
実際の村上さんは思っていたより声が低くてしっかりしていて、
ナチュラルでかわいらしい素敵なおじさんでした。
一番手だったし場に慣れるまで時間がかかって、
それに読むのと聞くのではあまりに印象が違って戸惑ったのだけど、
だんだん会場がリラックスしてくると村上さんもたくさん話してくださって、
最後のほうの質問コーナーでは気さくで楽しそうにされていたのが印象的でした。
一対一で会うみたいな気になって勝手に緊張していたけど(笑)、
思っていたのと違う、ああ、でも思っていた以上に素敵な方だったなあ。
チェックのシャツを着て、若々しく、ちんまりと控えめに優しい、清潔な色気のある村上さんでした。
小説って村上春樹作品しかほぼ読まないのだけど、
以前のものをこの秋読み返してみようかなと思っています。

そういえば開演の前に熊本にいるお友達にLINEしたら、
その子も長くフラをやっている子だけどお休みしたいって言っていた。
別のお友達で私がフラをいちばん最初に一緒に始めた子も、
つい先日教室をやめたって言ってたな。
フラをお休みしたことをそれはそれでよかったんだなってゆるしてもらった気に勝手になった。
いろんなことが変化していく。
古いつながりが終わって、私が村上さんを新しく知ったような出来事もあったりする。
人と会いたいなと思った。
知っているけど会ったことのない人と会って新しく知りたい。
まだ知らない人とも会ってみたい。
ちょっとだけ楽しみな夏の終わりです。