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*ロッタ*

*ロッタ*

離婚はすることもしないことも自由に選べた。
我が家の場合セックスレス以外には特に問題もなく、今振り返ればいつもしあわせと感じていたように思う。

元夫は物静かで、言いたいことのたぶん10分の1も言葉にしていないんじゃないかと思うくらい、
本当に感情の表現が控えめで神経質な人だった。
そして常に怒りのエネルギーをたたえていた。
それは本人さえも気づかないような、よく目を凝らさないとわからない感覚的なもので、
私はよく元夫に怒ってる?と何度もしつこく聞き、とうとう最後にほんとに怒らせたりしていた。

私は私で他人様の反応がいちいち気になり、
こんな風にしたら受け入れてもらえるというのを瞬時に判断し振る舞ってしまうタチなので、
元夫の素っ気なくて怒ったような態度を見るとたちまち心配になっていた。
彼がいったいどんな気持ちで何を考えているのかがわからず、
それをちゃんと言葉で言ってほしいと伝えるのにいつも泣いてしまっていた。

それでもお互いに相手のことをいたわる気持ちがあったし、うまくいってなかったわけではなかった。
でも元夫にしてみると、
私が子どもばかりを愛して自分に対する愛情が薄れたこと
私がセックスするのを拒否すること
特にこのふたつに対して大きく不満が募っていたらしく、我慢に我慢を重ねていたようだった。

離婚する前の2年くらい、
(これは私がMichael Jacksonに恋をして寝ても覚めても彼を思うようになった時期とちょうど重なるのだが)
元夫の怒りの表出というのは私にとって、我が家にとって、本当に居心地の悪いものだった。
いつも不機嫌そうな顔をしていて、理由を聞いても答えてくれず、
おはようとかいってらっしゃいなんかの何気ないあいさつをしても無視するし、自分からもしない。

どうにかして理由を聞きだしてもセックスレスが不満だと繰り返すばかりで、
その時だけはセックスしてどうにか場が収まるけど、またその後は繰り返しだった。
私はセックス自体が嫌いなわけではない。
それどころか、Michaelを愛したのをきっかけに、自分の中に性エネルギーのパワーがうねるのを自覚しないわけにはいかなかった。
その自分の中の性エネルギーを認めて愛でて歓びを感じられるようになりたいと思っているけど、今はまだ途中だ。
話がそれた。元夫とのセックスが嫌だった。
性急で愛が感じられないセックスって義務以外の何物でもないのだから。

セックスレスを不満に思う元夫との関係がぎくしゃくしているのがつらくて、この本を買って読み元夫にもすすめた。
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セックスは、神さまからの贈りもの

これからセックスのことで我慢し合うのは嫌だし、こんなセックスだったらいっしょにやっていけると思う、
私のそんな気持ちを代弁してもらうつもりだったし、あくまでも建設的で前向きな思いを込めた。
が、彼はこれを読んで今までの自分のセックスを振り返り、私のことをもう愛していないということに気付いたらしかった。
そこではじめて離婚する話が出たのだ。


と、ここまで書くと元夫だけが我慢していたように見えるけど実際はちがう。
私だって我慢していた。
私だって神経質で、気持ちをうまく言葉にできず、
今だっていつもいつも怒りの玉を抱えて、爆発させないようにイライラしてる。
そしてたぶんセックスに対して恐れとか罪悪感がある。
彼は私だった。
彼が見せてくれていたのは私の中にある問題だったのだ。

離婚することを決めてからは元夫の怒りはツキモノが取れたようになくなったし、
私はもう誰かの顔色をうかがうことも、無理して嫌なセックスをするのもしなくてよくなったので本当に楽になった。
もういちど頑張るというか、夫婦でありながら柔軟に変化するという選択があったかもしれない。
でも私も元夫もそれを望まなかったし、私はすごく自由になりたかった。
離婚するという作業に向かってすべてが本当にスムースに流れていったのを感じる。
いま、離婚してよかったと思っている。
子ども達と私だけの生活は気楽だし、責任の上に成り立つ自由はそれだからこそ尊い。
子ども達には悲しい思いをさせるけど、我が家は我が家なりの家族というかたちをつくっていけばいいだけのこと。
元夫とうまくいかなかったことでわかった自分の中の問題にはゆっくりと時間をかけて向き合い、
またやっかいな出来事が起こればその都度対処していくことでやっていけるだろう。

自分はこれからどうにでも生きていける。

今はまだ日が浅く、離婚したことを誰かに告げるたび、旧姓で呼ばれるたびに胸がどきんと飛び上がる思いがするし、
心はやっぱりくたびれていて、出かけて誰かに会ったりするのがひどく苦痛に感じる。
とにかくゆっくりと、優しくてあたたかくて私を傷つけるものが何もない、無条件に私を受け容れる、
ふあふあで柔らかな場所にただただ沈み込みたいと思う。
そしてそこがMichaelや大野くんな感じがして、だからやっぱり私には必要な人だったのだと思う。


今思うのは、私にとって離婚とはこれからどう生きていくのかを自由に選び取るきっかけだったということ。



そして自由とは孤独であるということ。






最終更新日2015-06-06
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2012/08/28 (Tue) 20:14 | EDIT | REPLY |   
*ロッタ*  
ありがとう

ゆりっちさん

あはは、ホント骨の折れる作業です。離婚って。
スムースにいってもしんどいのだから、これにもっとこんがらがった出来事、
たとえばどちらかが離婚したくないとか、親権とか、が絡んできたら
エネルギー消費がハンパねぇと思います。
でも私にはさいわい嵐がいてくれて、智に受け入れられる妄想して救われてます(笑)。

素敵~。40代は女盛りと私は思います。

2012/08/29 (Wed) 09:45 | EDIT | REPLY |   

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