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*ロッタ*

*ロッタ*

お向かいのおじいちゃんが亡くなってお葬式に行ってきた。
肺がお悪かったらしく、最期は病院で静かに息を引き取られたということだった。
お葬式の会場は空気が清々しく澄んでいて、こんな表現は変かもだけどすごくいい式だった。
その人の最期によってもお葬式の雰囲気って変わるのだろうが、
悲しいながらもありがとうの気持ち、会えてうれしかったよの気持ちを言葉にできる式は
しあわせなお別れの仕方だなと思った。

帰ってきたらおとなりのTさん(父くらいの年齢の殿方)もちょうど帰宅したところで、
車から降りた私に近づいてきて「いやあ、びっくりしたよ」とおっしゃった。
てっきりお向かいのおじいちゃんのことだと思ったら、それは私の離婚のことだった。
離婚のことはご近所さん組合の組長さんにしか報告していなかったのだけど、
それが少しずつご近所さんの耳にも入っているのだろう。

Tさんは関東の方で、リタイア後に奥さんのご実家であるこの土地にお家を建てて暮らしている。
楽器と散歩がご趣味で、お歳よりずっと若々しい。
ちょっと強引でおせっかいなところがあるが根は悪い人ではない。
そのTさんが私たちの離婚を聞いてとても驚いてショックだったよと言いにみえたのだ。

「どうして急に本決まりになっちゃったの?」
「どうってことないように見えるけど、どこの夫婦だっていろいろ、いろいろあるんだよ」
「男と女のことは当人にしかわからないけど、前を向いて、ね」
なんて言いながらTさんは涙をちょっと浮かべて、そして最後に握手をした。
このあいだ長く実家に帰省した時、私は実の両親にも泣き言を言えなかった。
離婚のことを話題にするのも嫌だったし両親からも何も言葉はなかった。
なのにTさんに優しい言葉をかけられて胸が苦しくなって泣いてしまった。

本当に困った時には何かお願いすることがあるかもしれませんと私が言うと、
「うんうん、娘みたいだと思ってるからね」
とTさんはおっしゃった。

私は誰かに弱音を吐いたり素直に泣いたりすることがどうしてもできない。
もしそうなってしまったら、みっともなくて可愛くない自分が愚かに思える。
だから、


大野智が、
たとえば24時間テレビでの相葉雅紀の手紙ん時とかみたいに、
涙をぽろろんと流したりするのを見たりすると、

なんだ、こいつ、こんにゃろ、やられた~って思う。

感情がふんわりあふれるその瞬間がすごく尊くて愛しくて、そしてそれ以上にうらやましくて。



悲しい時は泣けばいいのかな。
しんどい時は話を聞いてって言えばいいのかな。
誰もいない時には泣いてる自分を愛でてあげればいいのかな。
車椅子ニノも似たようなこと言ってましたが。
世界は案外私より私に優しい。



そういえばこの人もすぐ泣いてた。

beaut47s.jpg

永遠の50歳。
あるがままで、自分でいることにリラックスすることで愛されると教えてくれたのはあなたです。
うまれてくれてありがとう。






最終更新日2015-06-06
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Comments 2

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2012/08/29 (Wed) 22:12 | EDIT | REPLY |   
*ロッタ*  
Re: タイトルなし

ゆりっちさん

気にかけていただいてるんですね。
最初文字にして吐き出すことにも迷いがありました。
でも自分のブログなんだからくだまいて、やさぐれて、ウジウジでもいいじゃんって思って、
それでやってみることにしたのですが、
そんな風に見ていただくとこれでよかったと思えます。
ありがとう。

ゆりっちさんは物語の中できっとさとぴに受け入れられてますよねv-10

2012/08/29 (Wed) 22:18 | EDIT | REPLY |   

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