湖の紺(このこん)

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スピッツ

好きな人やモノ
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医療系の短大に通っていた頃の私はオクテで可愛いものが好きな、
ま、今よりはずっとつるつるぱっつんな女の子で、
ショートヘアにリュック背負ってマウンテンバイクで通学し、
OliveやPeeWeeなんかの雑誌を読んでいた。
そんなどちらかというとコア(?)な雑誌のすみっこに載ってる、
「今春デビューしたばかりの期待の新人バンド!」みたいなのもふむふむと読んだりして、
ソロ活動を始めた小沢健二とかL⇔Rとか聴いたりしてたものだ。

で、たぶん、そのはじっこ記事がきっかけだと思うのだけど、Mr.Childrenというバンドを見つけた。
どこかビートルズっぽいモッズ風のファッションが可愛らしく、アコースティックなメロディの曲たち。
CDも買って、雑誌の切り抜きをスケジュール帳にコラージュしたりしていた。←出た、ちまちま。

今でも大事に取ってある。
ミスチルの中でいちばん好きだったギターの田原さん。

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小さな頭にいつもキャスケットをかぶっていて、
やたらむっすりしてギターを弾いているんだけど、
話す声が見た目よりずっと男性っぽく低くて、
時々くすりと笑う顔がすごく愛らしい人だった。
うん、この頃から好きだと描きたいと思ってたんだね。

あまりに大好きで九州であるライブ3ヶ所ぜんぶに行ったことがあった。
福岡の都久志会館という今のミスチルでは考えられないようなキャパの会場でやった時は、
病院実習(確か耳鼻咽喉科だった)を腹痛と嘘をついて休み、
コンサートを終えると夜行バスで鹿児島まで帰り、
そのまままた病院実習に行くというのをやった。
うふふ、好きだったんだなぁ、若かったんだなぁ。
あー、でも今も嵐コンなら迷わずやるかも。

あれ、このままだとミスチルの記事になってしまいそう。
アルバムも3枚目くらいまでは大好きでよく聴いていたけど、
途中からアコースティックなサウンドでは全然なくなって今のミスチルっぽくなっていき、
歌詞にどこかナナメというか説教臭さを感じ始めてからはすっかり遠ざかってしまった。
で、デビュー当時のミスチルが仲良くしてると雑誌で言ってたのがスピッツで、
なら聴いてみようと思ってCDを買った。
ロッタ、19歳、スピッツとの出会い。

はじめて聴いたのが今聴いてもちょっとこれは聴きにくかったかもと思える個性的なアルバムだったので、
熱心にハマったりはしないけどつかず離れずで聴き続けてはいた。
マイナー路線だったと思うの。
誰にも聴き馴染みのいい曲を歌っていたとは言えない。
『ロビンソン』が爆発的に売れたことでキャッチーなイメージになってしまったけど。

スピッツは彼ら自身も言っているけど、ロックバンドだ。
ライブに行くと本当に職人気質で、とにかく音を聴かせてくる。
ギターはギュイーーーーーンだし、私が好きなのは崎ちゃんのドラム!!
音楽は詳しくないロッタですが、彼のドラムは楽しい。
そして安定感と包容力がある。
長男が小2からドラムを習っているのだけど、
年配の女性の先生だが曲のセレクトがなかなかで、
学生バンドがコピーしそうな軽快で楽しくなるようなのが多くて、
スピッツも何曲かやっている。
大好きなスピッツを自分の子どもがドラムで叩く日が来るなんてと、ちょっと不思議な感じがしたものだ。

そして、なんといってもマサムネの声。

2011年5月のコンサートで最前列のど真ん中という席を経験したことがある。
その年のツアーは途中で東北の地震がありマサムネが体を壊したことがあって、
そこから復帰してのステージだったのだけど、、
目の前で彼を見てから彼の声に対する聴き方がまったく変わってしまった。
嵐コンでの智に感じたものとすごく似ているんだけど、
その時にも確かにマサムネの魂のカケラみたいなものに触れた気がした。
すぐ目の前にいるマサムネはとても美しかったのだよね、もう涙が出るくらい。
で、思ったのは、この人は自分の中にすべてあるというのをちゃんと知っている人なんだなということ。
美しさも誇りもバカバカしさも醜さもあって、ひとりでじゅうぶん事足りている。
それを彼の中に知ってから、
それまではライトでどこか物足りなさを感じていた彼の歌声に、
どれだけ彼の気持ちが込められているのかをビンビン感じるようになった。

スピッツの歌、マサムネのつくる歌たちは、
ひとことで言うなら “ザ・ニッポンの心” (ロッタ的にはね)。
言葉遊びみたいな、跳ねるような自由な歌詞の羅列。
秩序も法則もない小宇宙。
でもそこに四季の色を感じる。
水を張った田んぼや、夕焼けの街を流れてくるカレーの匂いや、浴衣の素足の指なんかを。
日々の小さくて愛おしい営みを。
そういうのって確実にすみずみまで今の自分に浸透してるというか、
切っても切れないものになってる。
スピッツの歌はなにがなんでも私には必要不可欠。
ああ、私でよかったなと思わせてくれるから。

育児がひと段落してからはFCに入ってライブには毎年行っている(ここ7,8年くらいかな)。
2月にあるコンサートにも行くのだけど、楽しみ。










Comments 6

かおり  
No title

私も同じ時期、高校2年生だったと思うんだけど、同じ人にはまってました!
オザケンの声が耳にこびりつき、ミスチルもラジオ収録見学とか真近で見れた懐かしき頃。
同じく田原さんが気になる存在で、むっつりしてるんだけど、いい人オーラ出てて、喉仏が綺麗で桜井さんより目がいっちゃう人でしたねー。

スピッツも大好きだったんだけど、スピッツ好きな子って、「いい子」が多くて、私そんな子じゃないって思ってこっそり好きでいた^ーー^;屈折した変な子でした。
その頃「翼の折れたエンジェル」とかもよくラジオで流れてた気がするなー。
なーつかしーーなーー。

2013/12/29 (Sun) 16:29 | EDIT | REPLY |   
うに  

L⇔R聴いてたな~。丁度看護学生の時に。懐かしい。

スピッツも好きだよ。なんか、微妙にエロスがあるというか。生なかんじ(なんだそれは)
なんでか知らないけど今でも時々聴きたくなる。
特に「猫になりたい」が好き。

嵐を車で聴いてると、どれかの曲で娘が「これ、猫になりたいに似てる」と言ったんだけどなんだったかな…
7才4才二人とも別々に同じ事言いました。

2013/12/29 (Sun) 16:54 | EDIT | REPLY |   
*ロッタ*">
*ロッタ*  

かおりちゃん

あー、田原さんのノドボトケ、わかるわー。
さっきこの記事書いて気になって田原さんの画像検索したら、
確かに首が長くてきれいなノドボトケしてた。
ああいうどこかおしゃれでこだわりのありそうな人に若かりしロッタは惹かれていたの。

スピッツ好きなのはいい子て(笑)。
あ、でもねー、コンサートに行くと年代も私とおなじくらいか、
もっと上の人なんかもいたりして、
みんなわりと温和というか、おとなしい感じはあるかもなー。
でもハッチャケたいYO!!

2013/12/29 (Sun) 17:02 | EDIT | *ロッタ*さん">REPLY |   
*ロッタ*">
*ロッタ*  

うにさん

うんうん、エロスね。
マサムネは20年来の心の恋人だったけど、
妄想でエロスをギンギンにアピールしてきてくれてたよ。
どうでもいいけど私の中でマサムネと智は似てるところがある。

『猫になりたい』、貼っとく。
http://www.youtube.com/watch?v=Ih-w4AmOXpU

ええ?嵐の曲で?
子どもが言うなら間違いないと思うんだけど、何だ?
気になるわー。

2013/12/29 (Sun) 17:09 | EDIT | *ロッタ*さん">REPLY |   
Pico☆Pico  
スピッツ☆

スピッツのことを書かれていたので、私も一言。

その前に、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
年末年始は実家で過ごしていたので、PC触るの久しぶり(^_^;)

私は「ロビンソン」で彼の歌声にやられました^^
その頃は子供も小さかったので、CDでスピッツの歌をずっと聞いてました。それだけで良かったのよ、その時の私は。

でも10年位前にはじめてスピッツのライブに行って、生で彼らの演奏を聞いたときに本当に感動して。その時はじめて歌で涙しました。嬉しいとか悲しいとか、そういう感情が何もなく、ただ涙が溢れてきて…。

私の生活にもスピッツはなくてはならない存在になってます。2月のコンサート楽しんできてください。

私も崎ちゃんのドラム大好きです。息子に楽器やるならドラムをやれと言ってます。やる気はないみたいですが(^_^;)

2014/01/05 (Sun) 00:38 | EDIT | REPLY |   
*ロッタ*">
*ロッタ*  

Pico☆Pico

あけましておめでとうございます。
我が家も子ども達が帰ってきて、すっかりいつもの日常に戻りました。

私は自分が楽しむことなんてあまり考えてこなかったような気がします。
逆に子どもをもってからの方が欲が出たというのか、
特にライブにはよく行くようになりました。

誰か人を好きと思うことからしかやる気が起こらないということがもうわかってしまったので、
これからもそこにだけ熱い気持ちを注いでいくことになると思うのですが、
そういう意味ではマサムネがいてくれて、
20年以上も歌い続けてくれているのは、
私の人生の中ではものすごく意味があることだったと思います。
マサムネはあんな人がいてよかったと思う人のひとりです。

46歳になったのかな?
声はどんどん透明度を増していってるような気がします。
彼の歌を聴いて自分がまた何を感じるのか楽しみです。

2014/01/05 (Sun) 01:12 | EDIT | *ロッタ*さん">REPLY |   

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