今回は『アラシゴト』の中の一枚。
眼が印象的な写真で、
この智はたびたび描きたいと思ってはいたのだけど、
なにせ、ね?ワッフル(笑)。
実はこれを描く少し前にお友達のブログで智の小説を読ませていただいて。
そのお話がすごく好きで何度も読み返したりしてたんだけど、
このワッフルくんがお話の智にぴったりハマッたんだよね。
若くて一途、うれしい強引さを持つその智のイメージのまま描いたので、
攻めてくる目になおさらなっちゃった気がする。
今まで躊躇してたワッフルも
前回がどうにかなったんだから描けるはずだと思って始めました。
経過など。

お顔は難儀せずわりとすんなり。
目はモデルよりちょっと盛りぎみ、かな?
↓

ワッフル開始。
おなじワッフルなのに場所によって表現の仕方がまるで変わる。
迷走する。
↓

右腕終了。
どうにかなってる気がする。
髪はこうやって黒い部分をまず塗っておきます。
↓

この智の短髪。
見習いの男の子みたいでしょ?すごく評判悪かった、って書いてあるんだけど、
私はすごく好きなスタイルなんだよなー。
描く時にこの人の髪の生え方とか毛流れとかきれいだなと思っていつも見ているけど、
これもつんつん具合とか黒色と茶色(絵だと白抜きしてる部分)のバランスとか、
描いていてとても心地よかった。
ワッフルがここらへんからちょっと暗雲立ち込め始める。
↓

だいぶだよ、だいぶきたよ。
でもなんかワッフルの線が歪んでね?
↓

あーーー、もーーー、やだーーー。
これ以上1ミリも描きたくない。
そしたらちょうどLINEをしていたお友達から、
あんまり描き込みすぎなくてもいいかもねーって言われて、
ハッ Σ(゚д゚;) として。
ワッフルを描き進めるにつれお顔がどんどん埋もれていくような気がして、
ぼかしたり消したりしてワッフルの存在を最低限にしようとしてきたけど、
もうさ、これ以上必要なくね?
ちょうどうんざりしてきたとこだったしやめちゃえ~ってなって、
だから左肩らへんは白いままだし、しかもワッフル全体を練り消しでわしわし消してあります。
きっちり描き込んだものを最後に消す。
この手間のおかげかナチュラルな感じになったかなと思います。
完成しました。
[スマホ撮り]

[スキャン]

右手の袖がなにげに萌えポイントだったので絶対描きたかった。
ファイルに入れてみたらたまたま見開きで隣り合ったふたり。
ああ、この子は大人になったんだなーと思いました。

あなたが恋人にするならどっち?
(右の子を選んでも10年付き合えば左の人になります)