待望の村上春樹氏の長編を読み終えました。
昨年の9月、お会いした(というか後ろの方の席でそっと見させていただいた)村上氏。
にこにことキュート(失礼ながら。でもほんとうに)なあの方が書いたんだなとイメージしながら読むと、今までの作品よりも親近感。

今回のおはなし、とてもすらすらと読みました。
砂地に水が吸い込むように文章が入ってくる。
以前のものは読めない漢字や、意味の分からない単語や、想像が難しいたとえなんかが
もっとあったように記憶しているのだけど、
そうじゃないふうに春樹さんの書き方が変化したのか、読む私側のコンディションの問題か。

春樹さんの書くおはなしには、深い穴とか、狭くて暗い場所とかがよく登場するのだけど、
そういうふうなところってやっぱりどうしても行かなくちゃいけないっていうか、
自分の中にも在るということを認めなきゃ先に進めないっていうか、
まさに今の自分がそうだからうーむと唸りつつ読みました。
現実ではないようなふしぎな世界はきっと薄いベール一枚隔てたところに実はちゃんと存在していて、
そこで起こっている誰かの日常を暮らしてきたような気持ちが残る読後。
できれば数ページずつこのままずっと毎日読み続けたい。
終わりが来なければいいのにと思いました。
あーあ、春樹さんが何年もかけて書いたおはなしを数日間で読み終えてしまい、さみしいな。
しばらくは登場人物たちの思いを何度も思い返して楽しもうと思います。





さて今月からお仕事を始めることにしました。
といっても3時間ほど、週に2日の短い時間のパートなのですが。
独身時代は看護師をしていました。
あまりにブランクが長すぎて医療行為みたいなのはできませんが、
一応国家資格を 乱用して 活用して(笑)、看護師として採用になりました。
でもね、行く前から行きたくなーいと悶絶しております。
歳をとるごとに変化がとても怖くなっていきます。
何もないように縮こまって、変わりたいと思いながらほんとうは変わりたくないんだね。

やりたいことが心に決まっている人って、止まらない。
みるみる動いて、自分の決めた方へずんずん進んでいってしまう。
いいなあ、うらやましいなあと思う。
私のやりたいことって何だろう。
毎年のことですが物思う春になりそう。

長男が中学卒業。
無事志望校に合格しました。
そのために勉強を頑張っていたのでよかった。
卒業式、部活のOB戦、卒業旅行(ハウステンボスと長崎)、初出勤と忙しい3月。
おまけに歳までとるのよ。
きゃー。


りすママさんへ。
コメントいただいていたのでこちらでお返事。
お顔が完成し、なびいているようなハチマキ?みたいなのに着手した頃に
村上春樹氏の小説を読み始めてしまいました。
今週末くらいから残りを描き始めようと思っています。
実物よりもキリリ度が増してしまいましたが、お見せできるのが楽しみです。
久しぶりすぎてごめんね。